成人期の家族サロンが開催されました

11月18日に、今年度2回目の成人期対象の家族サロンが富山県総合情報センターで開催されました。両親で参加された方を含めて8名のご家族が参加されました。


今回は成人期を見据えた悩みを抱えた中高生、社会に出てもがいている20歳前後、障害者雇用で働く30代、離転職を繰り返し、最近になって診断が出た40代といった幅広い年代の当事者のご家族が集まり、ライフステージにまたがった話題の交流が行われました。


 中高生や若い年代では、発達障害に関する「告知」「受容」「自覚」等の悩みが出され、自分の子どもの場合はこうだったと参加者自らの体験の交流が行われました。また、これからの「自立」や「親亡き後」のことに関しては共通の話題として情報交流が行われました。自立に関しては「職業」が切り離せないということで、障害者雇用の支援制度について参加者の体験談を交えて、支援制度について我々から解説を加える場面もありました。


 互いの経験や知識を交流して教え学びあう…他の人の体験から我が子の今を理解し、これからのことを考えていく、そんな家族サロンをこれからも作っていきたいと思います。 


 次回も皆さまのご参加をお待ちしています。

2020年12月18日