7月19日(土)に、鹿児島純心大学 人間教育学部の阿部美穂子先先生をお招きし研修会を行いました。ご家族・福祉・保健・医療・教育といった幅広い分野ら、78名の方に参加いただきました。
阿部先生からは、発達障害のある子どもとご家族を支え、ともに育ち合う、支え合う地域づくりをするために重要なこととして、「ご家族のだれもが元気になれることが目標」「ご家族の生活の質に影響を与えるのは、社会の一員として関わっている人すべてである」「支えることは専門家だけでなく誰でもできる、支える側にも支えられる側にもなる」といったことを教えていただきました。
午後のペアレントメンター対象の相談援助技術研修は、15名の方が受講されました。
講義では、ペアレントメンターとして相談を受ける際の姿勢や心構えついて教えていただきました。
演習では、実際の相談場面を想定してグループに分かれでのロールプレイが行われ、様々な立場を体験して感じたことを意見交換しました。日々のやり取りを思い返しながら振り返り、今後の活動に活かせる学びの時間になったのではないかと思います。
ご参加のみなさまからの感想の一部をご紹介させていただきます。
「子育てで誰かに伴走してもらい、また、必要な時には自分も誰かの伴走をすればよい」
「お互い様の小さなつながりで、よりよい社会が作られていることを再認識した」
「自分に必要なサポートを必要な時に引き出す主体性を持つことが重要と思った」
ご参加いただきました皆さま、お暑い中お越しいただき、ありがとうございました。
ほっぷでは発達障害の分野に携わる支援者の方・ご家族に向けて、今後もさまざまな研修会を行いながら普及・啓発に取り組みたいと思います。皆さまぜひご参加ください。
