第5回支援講座が開催されました

  9月29日に、富山県リハビリテーション病院・こども支援センターの浅井さんには、「乳幼児期の支援で大切なこと」をテーマに、そして富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」の永田相談員には、「成人期を見据えた幼児からの支援」をテーマにお話をしていただくという、2本立てで開催いたしました。

  浅井さんからは、これまで幼児期の療育を担当されていたご経験を踏まえて、具体的な困った行動について子どもの立場・親の立場の両面から解説をしていただきました。お子さんの得意なことや苦手なことを理解し、自信をもてるようなかかわり方の工夫を知ることができました。

  永田相談員からは、成人期の姿を見据え、二次障害の予防の必要性やソーシャルスキル・自立スキルのバランスについてお話をしていただきました。それらを踏まえ、乳幼児期には人に頼ることを積み重ねることで自己肯定感が持てるようになるということの大切さに気付くことができました。

  今回もZOOMを使ったリモート配信を行いました。そして富山県発達障害者支援センター「ほっぷ」と会場(富山県総合情報センター)をZOOMでつなぎ、講師の方には「ほっぷ」からサテライト方式で講義をしていただきました。初めての試みでしたが、参加者からはご好評をいただきました。次回からの講座も講師の方を会場にお招きしないこともあるかと思いますので、会場にお越しの方はご了承ください。

  また、次回もZOOMでの配信を予定しております。尚、視聴される方は資料をよりご覧になりやすくするため、パソコンを使用してのご参加をおすすめしております。参加ご希望の方はお問合せください。ご参加ありがとうございました。

2020年10月02日