第8回支援講座が開催されました

12月22日(火)に第8回支援講座が開催されました。今回は、「学ぶ方法を増やすためのデジタル機器の活用」と題し、富山大学人間発達科学部の水内豊和先生からお話を伺いました。

当日の水内先生のお話は「講義」というよりも、むしろ、先生からいただいた課題をスマホを使いながらどのように答えを導き出すかを参加者一人一人が考える、といった「アクティビティ-な実践形式の授業」の印象を強く受けました。例えば、新幹線富山駅のプラットホームの長さを調べる課題に対しても、富山駅新幹線ホームの長さで検索する人もいれば、一両の長さを検索し車両台数を掛け合わせる人もいたり、参加者がいろんな発想で検索を繰り返していました。答えの導き方にはいろいろあることを感じながらも、改めてスマホを含めデジタル機器の持つ可能性の大きさを強く感じる機会となりました。

今回、水内先生は講義の中で「これからの教育は、情報や答えを教える(覚える)のではなく、それを導き出すための方法(デジタル機器の使い方等)を教えることが大切」と一貫してお話されました。とても重みのある言葉だと受け止めており、私たちも今後の支援の糧とさせていただきたいと思います。

水内先生には当日に向け、たくさんの資料をご準備いただき大変感謝しております。今後のコロナの状況にもよりますが、ほっぷとしては、この楽しい時間を、次年度はぜひ大勢の保護者の皆様と共有したいと考えております。みなさん、その時は是非スマホ持参でご参加ください。お待ちしています。

2021年02月03日