世界自閉症啓発デー 活動報告

 4月2日は世界自閉症啓発デーでした(発達障害啓発週間は4月2日から8日です)。
 ここ数年ほっぷでは朝7時台から、富山駅の改札口(南北自由通路内)にて、自閉症についてのチラシや、福祉作業所手作りの啓発物品などを配布する活動をしてきましたが、今年度はさらに二手に分かれて、高岡駅でも初の啓発活動を企画しました!(詳しい様子は活動報告②に記載します。)
今年度は、ペアレントメンターさんに広くご協力を募ったところ、4名のメンターさんとそのご家族様がお手伝いに来てくださいました!

【活動報告① 富山駅編】
 富山駅では、県民に愛されるあの大人気キャラクター『きときと君』と、社会福祉法人めひの野園のインパクト大のキャラクター『めひロー君』が再会を果たしました!出会わせてくださった方々、朝からありがとうございました。めひロー君はなかなか街では見られませんから、名札を付けてあげればよかったですね。
 メンターさんたちは、7時前には集まってくださっていたのですが、いざ啓発物品を配り始めても、まだ人が多くはありませんでした。それでもお一人お一人に声をかけ、丁寧に配るお姿がとても印象的でした。道行く方々が、『世界自閉症啓発デー』と書かれたのぼり旗やチラシを見てくれたり、手作り品を喜んだりしてくれたのはうれしい事でした。
 そして7時半になると、あいの風とやま鉄道の改札口からは人がどっと流れ出てきました。通行の皆さんにはきときと君、めひロー君の横に並んでチラシを見せて、しっかりアピールしました。応援のメッセージをくださった方もいらっしゃったそうです。温かいご声援ありがとうございました。少しでも自閉症や発達障害についての正しい理解が広まればいいですね。
 富山駅の活動をお手伝いいただいたペアレントメンターさん、ご家族様、朝の寒い中、本当にありがとうございました。

 

【活動報告② 高岡駅編】
 今年度は新たな試みとして高岡駅の改札口前でも活動を行いました。高岡駅での活動については予てより構想がありましたが、新型コロナ禍で中止となった昨年の無念さも込めて、二年越しで実現することができました。

 当日は、とやま発達障がい親の会代表の八幡さんや高岡志貴野ライオンズクラブの12名の会員さんが朝7時から応援に駆けつけてくださいました。7時頃にはまばらだった人通りも徐々に増え始め、30分後には多めに準備した啓発物品の配布もあっという間に終了してしまいました。そのため、ライオンズクラブの会員さんからは「ほっぷさん、来年はもっと多めに持ってきてください。それから、富山駅に負けないよう、高岡駅も着ぐるみを準備しましょう」との嬉しいお叱りを受けました。

 当初、八幡さんとほっぷスタッフだけの寂しい啓発活動の予定でしたが、地元にも自閉症についての理解を示してくださり、お手伝いいただける皆さんがいらっしゃることをとても心強く感じました。
このご縁をこれからも大切にしていきたいと思います。

 八幡さん、高岡志貴野ライオンズクラブのみなさん、朝早くから本当にありがとうございました。


2021年04月07日