世界自閉症啓発デー 活動報告(令和5年)

 4月2日は、国連が定める「世界自閉症啓発デー」でした。

 今年度の啓発デーは日曜日ということで、昨年度に引き続きイオンモール高岡にて啓発活動を行いました。活動には、主催者である県障害福祉課とほっぷのスタッフ6名以外にも、県内の親の会・サークル「とやま発達障がい親の会」「ふらっとサロン」「やまびこ会」からペアレントメンターさんが4名、高岡志貴野ライオンズクラブの会員さんが7名、そして2名の当事者さんが参加してくださり、とても賑やかな活動となりました!

 また、発達障害啓発週間である4月2日~8日には、県内各地で恒例のブルーライトアップが実施され、富山の街中に幻想的なブルーの光が広がりました。

 それでは、当日の様子を紹介していきます。


【活動報告①:イオンモール高岡】

 イオンモール高岡での啓発活動は、11:30~12:30のお昼時、飲食店のあるエリアにて行いました。ペアレントメンターさんと当事者さんは、おなじみのブルーの横断幕を設置したり、配布用の啓発グッズ(リーフレットや福祉事業所「やねのうえのガチョウ」さんで製造されたお菓子など)をバスケットにセッティングしたりと、協力プレーで準備を進めてくださいました。
 一方、活動をお手伝いいただいて早3年目の高岡志貴野ライオンズクラブ会員の皆さんは、手慣れた様子でのぼり旗の組立・設置などの会場設営をしてくださいました。

 活動開始早々は通りかかるお客様もまばらでしたが、皆さんの丁寧なお声がけや、当事者のお二人の元気な呼びかけに、足を止めてくださる方も多くいらっしゃいました。しばらくすると、元気とやまマスコットの「きときと君」、社会福祉法人めひの野園のキャラクター「めひロー君」も応援に駆けつけてくれ、活動はますます活気づきました!
 その後、昼食時にかけて飲食店エリアのお客様はどんどん増え、啓発活動コーナーはとっても賑やかに。たくさんの人が行き交う中で、当事者のお二人は、お子様の目線に合わせるために腰を落として物品を配布していらっしゃいました。心がほっこりと温まるご様子に、周囲の皆さんも笑顔になっていましたね。

 通りかかる方の中には、応援のお言葉をくださったり、ハイタッチをしてくださったりする方もいらっしゃいました。また、活動の主旨を尋ねられてご説明するといった場面もありました。このように関心を持っていただけたことで、私たちも勇気と元気が湧いてきました!

 短時間の活動ではありましたが、ご参加くださった皆さんの活躍により、多くの方にPRができたのではないかと思います。
 活動をお手伝いいただいたペアレントメンターさん、高岡志貴野ライオンズクラブの皆さん、そして当事者のお二人、本当にありがとうございました!
 お手伝いいただける皆さんとのご縁を大切に、これからも啓発活動を続けていきたいと思います。

 

 

 



 

【活動報告②:ブルーライトアップ】

 世界自閉症啓発デーでは、「癒し」や「希望」を表すブルーをシンボルカラーとしています。全国でブルーにまつわるイベントが展開されていますが、県内でも、富岩運河環水公園や富山城などのランドマークがブルーにライトアップされました。

 

☆★富岩運河環水公園&タワー111(タワートリプルワン)★☆

 

 



☆★富山県美術館★☆

 

 

☆★富山城★☆

 

 

 

 こちらでご紹介した以外にも、海王丸パーク、タワー111(タワートリプルワン)、クロスランドおやべにてブルーライトアップが実施されました。
 また、五箇山菅沼合掌造り集落でも、富山県自閉症協会・NGOダイバーシティとやまの共催でライトアップや関連イベントが開催されました。

☆★五箇山菅沼合掌造り集落★☆

 

 

 啓発活動、ブルーライトアップの様子は、新聞にも掲載していただきました。

 

☆★北日本新聞★☆

 

☆★富山新聞★☆



 ブルーの光と共に、自閉症や発達障害についての正しい理解が、少しずつでも広まっていきますように。


2023年04月11日