5月18日(土)に県内の親の会・ペアレントメンター・支援者の方々による、情報交換会が行われました。
当日は、9名の方が集合形式、3名の方がリモートで参加していただきました。内容は例年通り、ほっぷからの活動報告、各親の会からの近況報告に加え、今回は、社会保険労務士の池田悦子先生を講師にお招きし、「障害年金と成年後見制度」をテーマに講演していただきました。
ほっぷからの活動報告では、世界自閉症啓発デーやペアレントメンター養成研修の活動報告、家族サロン等への協力依頼について説明させていただきました。さらに、今年度から新たに取り組むこととして、発達障害セミナー(旧支援講座)、親の会・ペアレントメンターを対象とした座談会、グループラインの開設についてご案内させていただきました。
近況報告では、各会の取り組みや、1月の地震の影響により活動が難しかったこと等お話がありました。青年期、成人期の親の会の方が多く、これからどういう支援が受けられるのか、将来に向けた見通しが持てるように当事者の方のお話を聞いたり、勉強会を開催したりしておられました。
社会保険労務士法人池田事務所 代表の池田先生の講演では、障害年金の判定の基準となる部分を細かく教えて頂いたり、成年後見制度を利用する際の、メリットや注意事項等について教えていただきました。親亡き後や、まだ先の事かもしれませんが、その時のために今何を準備したらいいのかを学ぶ機会となりました。参加された方から多くの質問があり、池田先生には丁寧にお答えいただきました。まだまだ質問も絶えない様子があり、第2回の開催を期待する声も聞かれました。
情報交換会終了後も、参加された方々でお話される様子があり、交流の場となれたのはないかと感じております。これからも、皆様に活動を続けていただけるよう、ほっぷはそのお手伝いを続けていきたいと思っております。