ほっぷ研修会「発達障害児・者のキャリア教育におけるライフスキルの重要性」を開催しました!

11月29日(金)に早稲田大学教育・総合科学学術院 教育心理学専修 教授の梅永雄二先生をお招きし研修会を行いました。教育・福祉・保健等の幅広い分野から定員以上の申し込みがあり、参加者の皆様にはお足元の悪い中、ご参加くださりありがとうございました。

梅永先生からは、発達性協調運動障害のある方に生じる生活上の課題や、発達障害を伴う境界知能である方が関係する事件などの事例を通して、「より良く生きるために必要な力」であるライフスキルを身につけていくことが重要であると強調されました。参加者からは、「勉強させなくては」とばかり思っていたが、将来必要なことにチャレンジすることの大切さを感じました。本人が「助けてほしい」と伝えられるような支援を行いたい、「できないことをできるようにする」ことが支援の目的になってはいけないと感じた等の感想が聞かれました。


研修の中でご紹介があった、梅永先生監訳の「発達障害の人の就労アセスメントツール」(BWAP2)です。
学校、職場、作業所など色々な現場で活用できる、誰にでも取り組みやすいアセスメントツールです。
ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
(合同出版 書籍紹介ページ)
https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b548790.html


ほっぷでは、発達障害の分野に携わる支援者の方・ご家族に向けて、今後もさまざまな研修会を行いながら普及・啓発に取り組みたいと考えております。皆様のご参加を引き続きお待ちしております。

 


 


2025年01月06日